当ブログも予測の難しい意外性に賭けることの重要性を説きますが、そういったことを大真面目に分析している層が一定数存在します。
新型コロナの流行初期は、マスクが品薄になったりトイレットペーパーの買い占めが発生したりと色々な物が不足しましたが、本当に売上を伸ばしたものは何だったのでしょうか。
出典元の記事によるとコロナ禍で売上が最も伸びたものは「プロテイン」だったそうです。
確かに網羅的に購買データを分析をした結果としてプロテインにたどり着くのは難しかったかもしれませんが、ちょっとSNSアカウントからトレンドを覗いてみれば、感覚的にわかる話です。
宇宙空間で使えるボールペンの開発に苦心するよりも、鉛筆を持っていけば良いレベルの話ですが、こういったトレンドを的確に捉え一儲けできた方もいらっしゃるということです。
その一方でこういった話は瞬間風速的なトレンドであることも多く、長続きしないことも多々あります。
プロテインと語感が似ているペロトン【PTON】もコロナの巣篭もり筋トレ銘柄として一時期は輝いておりましたが、最近は誰も話題にしなくなりました。
人が話題にしない時こそチャンスなのかもしれませんが、ファンダメンタルズ分析とクオンツ分析双方のアプローチから見放される銘柄にはそれ相応の理由があるのかもしれません。
コロナ禍に関係なくiHerb商法に引っ掛かってプロテインを買っていた方は、これを機に反省しましょう。
