他のビッグテックがクラウド事業に舵を切る中、メタバースに活路を見出し社名まで変更したザッカーバーグ氏は、未来が見えていると絶賛されておりましたが、足元の業績は幾分厳しいようです。
GAFAの快進撃は魅力的な事業内容はもとより、その数字に裏打ちされた説得力が物語っておりました。
定義上のリセッションは到来しても、アマゾンやマイクロソフトはどこ吹く風と言わんばかりの決算内容でした。
この差は何なのか、メタはまた不死鳥の如く蘇って来るのかは誰もが気になる所ではありますが、米国市場は成果に対して正直に反応する環境だということです。
もちろん一時的にオワコン扱いされている銘柄が景気のサイクルとともに復活してくるのは割とあることです。
ただし、それが全ての企業に当てはまるわけではありませんし、「まさかあの企業が」という企業がサイクルから脱落して消え去って行くのです。
これをチャンスに変えるのか、破滅への片道切符にするかは個々人の判断次第ですが、リセッションをチャンスにできる方が投資家としては強いです。