「自民党をぶっ壊す」と小泉竹中路線を日本がやっていた頃、米国ではマイクロソフトをぶっ壊すをやっていた訳ですが、最近の流行りはGAFAをぶっ壊せですね。
Fは既にティッカーにFが入っておらず勝手に自滅したのでGの現在の社名で行くと3Aとなります。
岸田政権で思い出されるのは自民党の3Aですが、小選挙区で落選したり銃撃されたりでまぁ碌なことはありませんが、粛清されていくのが世の中です。
どのAがどのAになるのかはわかりませんが、そのうちGAFAの3Aも似たような道を歩むことになるでしょう。
IBMやマイクロソフトのレジスタンスとしてアップルが輝いていたのは今は昔で、すっかりビッグブラザー側になりかねない企業となりました。
個人的にもIBMやマイクロソフト製品を買わないで過ごしてきた人生でしたのでアップル製品には結構お世話になりましたが、今はもうあちら側の企業になってしまいました。
どんなに素晴らしいビジネスを展開していたとしても、独占や望ましくない特許の長期での行使はいずれ市場から報いを受けることになるのは、規制当局の警鐘だけではなく歴史や寡占が進む業界の弊害を実体験として経験することもあります。
時には思い入れを持つことも非常に大切ですが、祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
どんな企業体や組織であっても例外なく、娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
優れた投資家や経営者も、おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。
