世の中には様々なところに非対称的な要素があり、その差の積み重ねによって大きな違いを創り出しているのが投資の世界です。
複利もワイドモートも詰まるところはそのカラクリであって言っていることは殆ど変わりありません。
出典元では「時間」というリソースは、不公平な世の中で平等に与えられているとして重要性を強調しております。
確かに重要なことですが、時間の重要性を強調するタイプは残念ながら逆に「時間の大切さ」に縛られ本当の意味で時間を有効活用できておりません。（そもそも有効活用しようという発想自体が貧困ですし、今を生きていません）
お読み下さる皆様は、当ブログが投資銀行叩きを鉄板ネタにしているのはご存知かと思いますが、これは学生時代から全く変わっておらず当時からリーマンショックを引き起こしたような金融屋を毛嫌いしておりました。
ただ、恩師の一人からゴールドマンだけは就活で受けておけとアドバイスされたのを思い出し、社会人になってから振り返るとあのときの指摘は本当に的を射ていたと身につまされることがあります。
憎むべきものの中に真の学びがあるのもまた一つの真理です。
なぜリベラリズムの権化のような人間がこんなところで油を売っているのか、自分でも少し分かったような気がします。
