そのリスクを覚悟の上で挑むのであれば決して悪い賭けではないのかもしれませんが、もしそこまでの覚悟があるのであればペーパーアセットを転がしたり商材ビジネスに走るのではなく、まともに事業や起業した方がはるかにリターンは良いのではないでしょうか。
一山当てたくて投資を始める方も一定数いらっしゃるかと思いますし、ごく僅かではありますが実際に当たってしまう方もいらっしゃいます。ただ、こう言った山っ気たっぷりの戦略で当りを引くのは、宝くじとあまり変わらなくなりますので、期待値的には良い資産運用とは言い難いのが現実です。
そうは言っても厳しい生活環境や雇用が安定せず賃金が上昇せず明るい未来を想像できない若者にとっては、この道しかないと思い超ハイリスク商品に手を出しのめり込んで行かざるを得ない状況が、各国の経済の現実なのかもしれません。
ただ、学業や本業を疎かにしてハイリスクな勝負に出ても結局生き残るのは、余程の強運を引き寄せられるタイプか結局は能力の高さに依存するような展開となりおおよそ偏差値通りの結果となったりするものです。
一発逆転にはある程度の下地が必要で、ビリギャルではないですが語られていない部分があったりするものです。
当ブログの読者層は何らかの下地がある方が多いので、その部分を心配はしておりませんが、実力が拮抗した時に最後に差が付くのは、日頃の行いのような些細なことですが日々の何気ない善行だったりするのです。
実力や努力、忍耐力みたいな部分で差を付けようとする驕りは、時に成果が出ることもありますが他の部分で足を掬われます。
そのスケベ心が金銭面以外の部分の人生のリターンも押し下げるのです。
