何もかも高い

2022/10/02

 

出典元の記事では米国に来た観光客が、ドル高の不利益を被る話が紹介されており何もかもが高いと嘆いておりますが、インフレと言われているにも関わらず米国の消費が落ちないのは輸入品がリーズナブルな状況であることも寄与しているということでしょう。


かつては不況になると日本も円高で苦しめられましたが、主に苦しんでいたのは輸出業であって市民のお財布は通貨高の恩恵を受けて輸入食材や雑貨等をお得に買い物できておりました。


確かに不況は経済的に厳しい方を多く生み出しますが、それでも日本国内の人々の暮らしが何とかなっていたのは日本の通貨の強さのおかげでもありました。


しかしながら今年の相場ではどうやら様子が異なります。


しっかりと外国株等の海外資産を保有している方はドル高の恩恵を受けていると思われますが、単純に日本円だけで暮らしている方には厳しい相場環境です。


また、従来株安と円高のダブルパンチで大きく落ち込むところを拾って資産を飛躍的に伸ばしてきた日本国内の投資家の方も、従来の手法が使えず手探りで臨んでいる方も多いのではないでしょうか。


確かに株安方向ではあるのですが、かつての相場感覚が残っているとドル一強のせいで「何もかも高い」のです。


もちろん年初来ではそれなりの下落しているため、大きめに取りに行こうとしていた投資家でポジションを誤ると大きく被弾しているケースもあるでしょう。


それでも全体からするとまだまだ高いのです。


とは言えいつ反転するかはわかりませんし、そろそろ報われるという展開も可能性としては十分あり得ます。


ただ、当ブログのようにコロナショックの際に取りに行って以降、開店休業状態のポジションの立場からするとまだまだ高いので下落待たざるを得ない高さですが、狙ったところまで落ちてこないのもまた相場です。


今年も開店休業状態が続くことを願いつつ、財務省には本当に買い付けチャンスの際に是非とも円高に持って来てもらいたいものです。


経済音痴が幅を利かせる瞬間こそ投資家にとってのチャンスありです。


頑張れ!岸田政権、宏池会、財務省!!笑

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