今年はウォール街のトレーダーにとってそれなりに厳しい年となっているはずですが、もう既に次の強気相場を見据えての動きが活発化しているとのことです。
ドル建てですと時価総額13兆ドル(1900兆円)と結構な額が吹っ飛んでおりますが、逆風は大体織り込んだということでしょうか。
円建てで見ている方が多い日本人投資家は、今回の下落相場は蚊帳の外という感じもしますが、財務省や日銀は市場介入を試みておりますので何処かでチャンスは巡ってくるかもしれません。
指数も為替もVIXもかつてのようには動かない、そんな時代です。
過去も未来も数値が全く同じように動くことはないように、予測通りに動くと思うこと自体ナンセンスなのかもしれませんが、市場が不特定多数の人々の取引によって成立する以上、誰かの買い時は誰かの売り時なのです。
これから投資を始めたばかりの人が買い進めたものは、引退間際の方が手放したそれかもしれません。
転換点も同じである人にとっては大きな意味を持ち、全く関係のない人もいるのです。
投資をしていることを忘れていた人の強さはそこにあります。