プラットフォーマーの先へ

2022/10/29

 

今期はGAFAMが試される展開の決算相場となっておりますが、金曜はアマゾン【AMZN】が被弾したにも関わらず、市場全体は他の好決算企業に引っ張られる形で主要三指数はかなり上昇しておりました。


株価的には没落しても、プラットフォーマーとしての胴元から転落した訳ではありませんので、舵取り次第ではあっという間に返り咲きそうな底力を感じますが、結局は金利とのにらめっこは続きます。


確かに日本はGAFAMを生み出せませんでしたが、アップルはジョブズ復帰の直前まではソニーかキヤノンに買収されてもおかしくありませんでしたし、グーグルも初期に身売りをしていればエキサイトの検索小窓で終わっていたのかもしれません。


ベゾス氏もアマゾン創業ではなくD.E.ショーでのキャリアを続けていたら、この界隈では経営者側ではなくヘッジファンド側の大物として認識されていたでしょう。


ザッカーバーグ氏の妻が華僑系ではなく統一教会系だったらフェイスブックは合同結婚式アプリになっていたことでしょう。


人生はチョコレートの箱のようなもの、開けてみるとミロだったみたいなこともあるのです。


プラットフォーマーは突然に、ジョン・タイターが乗って来たタイムマシンはアップル製でもテスラ製でもありませんでしたね。


全く読んでいないのですが『ベンチャーキャピタル全史』にそんなことが書いてありそうです、知らんけど。

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