経験を買う

2022/10/04

 

ノーベル賞ウィークということもあり本日も学力・学術ネタですが、前提として当ブログの読者層は相当なバイアスがかかっております。


投資界隈の傾向として高学歴率が高いのですが、別に高学歴でなくても語学や専門分野に強みがあるとか、尖った暮らしをしているみたいな感じで傾向を表現すると、概ねその通りでしょう。


投資関連の情報収集のはずが全く関係ない話題を読みに来ている時点で、おそらく資産運用は軌道に乗っていることと思います。


では何を求めているのかと言えば、今の生活には無い非日常でしょう。


米国では受験の評価対象となる「経験」もお金で買えてしまうという、ある種合理的な資本主義社会がまかり通っております。


それで良いのかと疑問を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、これがカネの力の大学教育なのです。


しっかりとカネになるものは取り込むのが米国式です。日本ではコネ入学やコネ入社を一段下に見る傾向がありますが、全てとは言いませんがそもそも米国の就活ではコネがあるのが前提だったりします。


日本でもこういった採用方式で行くところまで行った感じの企業が電通だったりするのですが、まぁそういうことです。


投資で大切なのは学力や能力の向上ではなく、地主の子として生まれ棚ぼたストックオプションをゲットしながら旅行先で偶然油田を掘り当てることです。


満ち足りているはずの人間であっても欲望に際限はなく、怪しいお薬を買ったり春を買ったり変な方向に向かう人が出て来ますがそれもまた人生です。


他人に迷惑をかける方向でやらかすよりは資産運用で狂う人生の方が最近流行りのSDGs的にも良い感じです。

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