底打ち懐疑論

2022/10/05

 

不運に見舞われている方も一定数いらっしゃるのは事実ですので言い方が難しいですが、円建てではそこまで動いていないにも関わらずドル建ての指数や過熱気味だった銘柄はしっかりと調整し、その一方でマスク氏とツイッター社の案件で大儲けしているヘッジファンドもいれば大損している銀行団なんかもあったりで、取れる人には取れる良い相場が続いているのだと思います。


そんな環境ですと当然ながら当ブログへのアクセス数は減少し、コロナショックのときのような盛り上がりとは程遠い相場なんだというのが伝わって来ます。


ウォール街の投資銀行各社が指数の年末目標を変更したとろで、元々手のひらクルクルしている輩が当てに行っても結局は当たらないのです。


そして底打ち懐疑論も当然ながら当たりません。


もちろん中にはピタリと的中させる担当者なんかも出て来ますし、その辺りは職人技なんだろうなと思います。


ただ、そんな下らないことに人生のリソースを費やしているよりは、もう少し中身のある仕事に取り組んだ方がはるかに幸せだと思います。


例えばアカデミックの世界であれば、たとえ誰もがノーベル賞級の研究成果をあげられるわけではなくとも、研究自体に意義を見出すことができるかもしれません。


自らの成長機会だけではなく後進の育成などにも力が入りますし、これは子育てなんかにも共通するものがあります。


子どもやパートナー、ひいては家族とのかけがえのない時間、もちろんこうした何気ないひと時も資産があるとより充実するだろうと思います。(仮に天涯孤独だったとしても人は周囲に支えられて生きているのです)


資産形成がエクストリームスポーツ化するこの界隈で、ふと我にかえると仄かに香るのは粉末緑茶の残り香かもしれません。

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