FRBが市場介入に踏み切らざるを得ないほどに状況は芳しくないのかもしれませんが、その一方で大当たりでフィーバーしているヘッジファンドもあるようです。
先月9月のリターンが19%で年初来リターンはなんと274%ととんでもない数字を叩き出しているとのこと。
債券もコモディティーもしばらく投資銀行のドル箱の座から陥落して久しい状態が続いておりましたが、そうやって人々に忘れ去られた頃にそこで張っていたヘッジファンドにこういった幸運が転がり込んで来るのです。
普通にやっていて手に入るレベルの当たり方ではありませんが、こういった成績も平均を算出する上で含まれる外れ値です。
外れ値を狙う場合は他人と同じことをしていてはいけません。
ただ、成功者の裏で似たような手法で多くの退場者が語られることなく市場から消えているのもまた現実です。
宝くじ化する手法の中にも勝ち筋はありますが、それを本気で引き当てに行くにはノーベル賞を受賞するようなレベルの実力と運が必要ということです。
ノーベル経済学賞をノーベル賞として扱うのは反対派です。