楽しかったハイテク株バブル

2022/12/23

 

当ブログではボーナスステージという言い回しを用いておりましたが、コロナショックを耐え抜いた投資家に待っていたのは、空前の金余り相場でしたね。


テスラを筆頭に、ズーム、ドキュサインなど巣ごもり消費関連も軒並み上がり、とりあえずハイテクっぽければ上がりました。ETFだとARKKはもちろんのことTQQQやTECL、SOXLなんかが持て囃されました。


ハイテクですらないゲームストップやAMC等のミーム株の仕手株化は、今となってはバブルだった象徴として記憶されていることでしょう。


このビッグウェーブで大きく資産を膨らませた方も多くいらっしゃるかと思いますが、上手く逃げ切れた方はそこまで多くはないと思いますし、逆に遅めに参入し今年の相場で被弾している方もいらっしゃるかもしれません。


アーク社には来年以降の再起を期待したいところですが、市場はそこまで甘くはないかもしれません。


パフォーマンスで責任を問われるのはプロ故の厳しさかもしれませんが、アクティブ運用でアウトパフォームを続けるためには一つのスタイルに固執する手法では非常に難しいということを、とても分かりやすい形で教えてくれたのではないでしょうか。


とはいえ、また多くの人々から見放された時に再びテックバブルが訪れるのが市場のサイクルですが、おそらく銘柄はほとんど入れ替わっていることと思いますし、それが健全な市場の姿なのかもしれません。

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