今年は債券に寄せている投資家もいらっしゃるかと思いますが、米国ではジャンク債にまで波が押し寄せているそうです。
昨年は株式も債券も成績が良くなかった分、今年安く債券を仕込んでおけば大丈夫感が市場に漂っておりますが、一部の投資家は利回りの高さに魅せられジャンクディールを張っており、高配当投資家もビックリな12%程度のリターンを狙えるとのこと。
確かに魅力的ではありますが、10%を超える利回りの数字が出てきている時点でそれ相応のリスクがあると思われますし、ETFで買えてしまうと何か上手く分散されてるかも感があり惑わされやすいのかもしれません。
いや確かにこういった商品が勝つ年だってあるはずですから別に良いことなのかもしれませんが、こういった場面で最も流入が多かった商品がiシェアーズiBoxxハイイールド社債ETF【HYG】とのことですので、ブラックロックはちゃっかりしております。
ジャンクディールで美味しい思いをするとクセになるのだと思いますが、恩赦が必要なレベルでハマるのは要注意です。