連日のブリッジウォーターネタではありますが、レイ・ダリオ氏とは異なりボブ・プリンス氏がご意見番として定着するかと問われると、言っていることが普通（良く言えばまとも）そうで何となく定着しなさそうな気がします。
それでもブルームバーグは端末等の契約の忖度から一定程度は取り上げてくれることでしょう。
ブームバスト・サイクルの復活は本物なのか、過去10年のようなブームが続く或いは破裂したままの長期低迷の見込みはないのか。
1970年代のことは知りませんが、金融政策のせいにしておけば体裁が保てる金融屋とは何とまぁ気楽なものです。
もっとも金融当局とヘッジファンドの双方で削り合いの消耗戦をしてもらうことが、第三者的な一般投資家の利益につながるのであれば、それはそれで良いのかもしれません。
それ以上に個々人が向き合わなければならないのは、景気の悪化と労働市場の縮小です。
サイクルを語るためには、投資家としても一市民としても、生き延びなければならないようです。
