定義上のリセッション状態

2023/01/02

 

マイケル・バーリ氏によると、どのような定義であっても米国はリセッション状態とのことです。


既に株価はドル建てですと最高値からそれなりに下落しているため、ごもっともな意見だと思われますが、コメント自体にはあまり熱を感じません。


インフレのピーク予想と利下げを見込んだ見解はそこまで尖った意見ではないためワンオブゼムな寄せ方をしておりますが、定義に忠実な見解の大切さを伝えてくれます。


逆イールドなんて真の優良株の保有者にとっては役に立たない指標みたいなノリが強気相場の頃はありましたが、実際は定義上のサインはそれ相応に役立っていた訳です。


雰囲気に流され大局的な利益を失うのは勿体無いですが、理論的な話でガチガチになり動けないのもそれはそれで問題です。


不必要に動くよりはつみたてNISAに準じた買い方をしていた方が大半の投資家は成果が出ると思いますが、それでは物足りないという方は決して市場から発せられるサインを逃してはいけません。

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