投資家やトレーダーは儲かってこそですし、それが市場に携わる醍醐味だと思います。
ただ残念ながらその多くはアカデミックの世界や実業の世界で実績を残せなかったその他の人たちです。
もちろん、投資家として名を馳せ市場に影響力を持ち、発想やアプローチが学術界隈にも影響を与え、バークシャーのように大きな時価総額となる企業があるのも純然たる事実です。
ただそれは「形而下的にして形而上的に非ず」なのです。
いくら金儲けが上手くなったところで、開かれた社会の敵と戦っているのは中央銀行であり投資家ではないのです。
その意味が分かっている金融界隈の大物ほど、謙虚な姿勢を貫いております。
バフェットやソロスの名前が出て来ると途端にエンタメ化するのは、要はそういうことなんだと思います。