結局ハイテクなのか

2023/01/22

 

当たり前の話ではありますが、時価総額加重平均を採用している各指数は、寄与度の高い銘柄の影響を大きく受けます。


ナスダック100指数はS&P500指数よりテクノロジー株の比率が高いため、ハイテク株が反発すればその恩恵をより受けることになります。


浮き沈みの激しいセクターを避けるという手法もありますが、市場のダイナミズムの恩恵を受けるためには、指数に合わせる必要はありませんが、一定程度ハイテク株を取り込む必要があります。


もちろん、ハイテク株など頼らずとも組み立てられる凄腕もいらっしゃると思いますが、バフェット氏ですらアップル株を保有するようになって久しいです。


そんな単純な話ではないとは承知しているものの、指数に頼るということは(銘柄の)流行りに迎合することでもあります。


ビッグテックのリストラが株価の上昇に寄与していると考えるのであれば、今の指数はハイテクに振り回される運命は避けられません。

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