「〇〇投資最強説」崩壊のサイクル

2023/01/06

 

現在はインデックス投資が対象になっているようですが、高配当、バリュー、グロース、レバレッジ、小型テクノロジー、ミーム株...振り返ればキリがないほどに投資の流行は変わって行きます。


インデックス系の商品は市場平均を狙うが故に、一攫千金を狙う今アツい流行りの手法に比べればハズレを引きづらいとはいえ、市場全体が過熱しているような相場ではその後の崩壊を避けることはできず、結果としては途中退場した方は損失を被ることになります。


ただ、日本国内にも久々のインフレが訪れ現金タンス預金最強キャッシュイズキングなノリというのは、デフレ下とは異なり通用しなくなって来ており、このことは投資を続けるのにプラスの側面です。


残念ながら日本においてはマーケットが歪むほどに個人投資家がインデックス系商品を買っておらず、その代わりに日銀が日銀砲をぶっ放しETFを買い漁っておりました。


変な心配をするよりも参加者を増やさなければならないのが日本の課題です。


畳の上の水練ではなく、実際に水に飛び込んでみて初めて実感することもあるはずです。


日本の貯蓄文化が和式便器ならば、海外から投資文化という洋式便器がもたらされたような現代において、温水洗浄便座を発明するのが日本人の役割であることは必然です。

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