ビッグテックが実施した人員削減に伴う大量解雇は、従業員にとって痛みを伴う出来事でしたが、その反面レイオフを機に新たな起業を試みる元従業員を生み出したようです。
これが雇用の流動性が高い社会の強みと持て囃すのは簡単ですが、このような希望に満ちたケースは必ずしも多くはなく、スタートアップの難しさは雇われの身よりもはるかに厳しい世界です。
それでもこういったエコシステムが、次のGAFAを生み出すきっかけを作り出してくれている可能性があるのは紛れもない事実です。
決して日本だけの話ではありませんが、優秀な方が組織で飼い殺しになるケースは少なくありません。
逆に勘違いした人が自らの実力を見誤り散って行くケースは、そこら中に溢れております。
別に煽るつもりはありませんが、自身を省みて保身に走ってしまっていると感じるのであれば「やらぬ後悔よりやる後悔」です。
開拓者と変質者は紙一重であり、どちらにも代え難い物語があるのです。