世界腐敗度ランキングのようなものを参照するとわかるように、世界には株式市場の創設以前に躓いているような地域というものが存在しております。
それでも世界に分散して投資することはリスクを押し下げてくれます。
ただし、多くの日本人が想定している「世界」という認識には、相当な歪みがあるのは紛れもない事実です。
別に国連や米国から見た世界が正しいという訳ではなく、どのような立場から眺めてみても、相対的なものである以上、本当に正しい真の姿というものはないのかもしれません。
市場はある種のフィクション（物語）の上に成り立っている部分もあるのかもしれませんが、そこで手に入る利益や損失はリアルなものです。
残念ながら腐敗した地域では株式市場は成り立たず存在しない物語なのかもしれません。
