リーマンショックの頃にバンカーは「人類の敵」と目の敵にされていたそうですが、実際に事実なので仕方のないことです。
もっとも会社を経営したり、自動車・住宅・教育各種ローン或いは不動産投資などで融資を引き出す必要がある方もいらっしゃるかと思います。
何とかと鋏は使いようではないですが、しっかりとした関係を構築できるのであれば、銀行との付き合いも実り多いものとなるかと思われますが、下手に足元を見られるような関係になるとロクなことにはなりませんので、大人の対応が求められる世界でもあります。
特に金利の上昇局面では、事業会社は苦しくなりますが金融機関は潤いますので、弱った企業を追い込んで自らのボーナスの原資にしちゃったりするわけです。
表向きは経済の血液を回している的な感じで仕事をしつつ、本当にやっていることはそんなもんでしょう。
「キャッシュイズキング、預金で預けておけば安心」みたいなノリで銀行に預けているだけで、預金金利と国債の金利差で銀行に搾取されているのは周知の事実にも関わらず、人々は忘れやすく愚かなのです。
確かに銀行に利益をもたらすものの、それは果たして成長の成果なのでしょうか。