金利上昇に伴う倒産ラッシュは負の側面ばかりが強調されがちですが、企業の新陳代謝の促進という意味においてはプラスにはたらきます。
当ブログの読者層は労働者目線というよりは投資家・経営者目線ですので、このことを歓迎している方も多いのではないでしょうか。
ただ、それによって潤うのが金融機関ばかりになってしまうのは宜しくないので、しっかりと分け前を金融機関から削り取るべきなのが投資家の役割です。
出典元の週刊誌では、家計部門はローンよりも現預金の方が多いため、家計の金利収入が増えるだの宣っておりますが、そもそもの利率が違うだろと豊田真由子氏ばりに罵るべきところです。
この活用されていない現預金こそが、この国の停滞の象徴ではなかったのでしょうか。
