当ブログは害のない範囲で前振りをするブログですが、いくらチラシの裏や便所の落書きレベルのブログとはいえ流石にこういった情報を事前に掴んでしまっている場合は、書くわけには行きません。
デイトレーダーが細かにチェックをしているとは思いませんが、こういうネタを事前に知っているだけで商社株で簡単に一儲けできてしまうのがインサイダーの世界です。
もっとも一部の投資銀行やヘッジファンドの連中(といってもAIトレード全盛期の昨今は、一線を退いたり独立した方々)は、そういったことを捕まらない範囲で平然とやっているからこそ生き延びているのです。
穿った見方をすればバフェット氏はその親玉的な存在ではありますが、そこら辺の小物とは違い正々堂々フェアな装いでディールを行っても勝負できてしまうところが格の違いなのでしょう。
時代は世界分散投資なのでしょうが、バフェット氏のように米国株というか自国の株式で世界への投資を組み立てるというのも一つのやり方です。
総合商社への投資は日本人投資家にとってはその典型かもしれませんし、バフェット氏からすれば枯れた日本市場でもリターンを追求できるのは「弘法筆を選ばず」的なところもあるでしょう。
ただ「弘法にも筆の誤り」が頻繁に発生するのが投資の世界である以上、同じ土俵で勝負するにはそれなりの覚悟が必要です。