母校の若者たちに贈る言葉というのは、本人が思っている以上に自らの想いが込められていたりするものです。
過去の自分を重ね合わせてみたり、自らの経験を踏み台にして次世代にはさらに飛躍してもらいたくなりますね。
簡単な複利の話や世界分散の投資の話を混ぜ込みつつも、肝心な所はそこではないということを強調できることに成功者的な余裕を感じます。
チーム力や仲間のことも確かに重要ですが、それが良くない方向に進むと永霞会というか現政権のようなものが登場するのです。
ノブレス・オブリージュな人生も悪くありませんが、本当に大切なのは出自や資産残高よりも与えられた環境でどう生きたかでしょう。
それは決して他人と単純な比較ができるような世界ではありません。