安易過ぎる投資

2023/04/09

投資

 

大きなサイクルの中では、常に過熱感があるものが没落し、新たな波とともに次の熱狂が訪れます。


投資手法も流行り廃りの中で徐々に洗練されて行くものではありますが、残念ながら全ての方が成長して行くわけではありません。


もちろん、長期的な運用を実践する中で1年や2年成績が振るわない年というのも出てくるでしょう。


ただ、何もしていなかった或いは安易にベンチマークに乗っかっていた層に対して引き離されるというのは、機会損失的な問題も含めて今の方針を堅持するか否かの決断を迫られます。


安易に方針を変えて本来なら取り返すべきタイミングで波に乗れないというダブルパンチを食らうこともあれば、そのまま差をさらに広げられるという可能性もあります。


もちろんプロでなければアンダーパフォームを続けていても責任を問われることはありませんが、その体たらくを許し続けてきたのが今の日本社会の惨状ではないでしょうか。


たとえ安易過ぎようとも結果にコミットしなければ、ライザップではないのです。


ただ安易にライザップに頼ろうとするのは、おそらく成長していない証拠です。

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