世の中には、教育に馴染む分野もあればそうでも無い感じの分野もあります。
家計のことを考えるという意味では、確かに家庭科なのかもしれませんが、金融界隈は家政学よりも何だかんだで理数系科目や経営・経済学に明るい方が馴染む気がします。
豊かな時代は金回りのことなど気にせずとも何とかなりましたが、残念ながらそういう時代ではなくなりました。
最低限の金融や投資の知識は持たざるを得ない時代なのかもしれません。
誰しもが指数や経済指標、機関投資家のポジションの動向を追うようなクソみたいな人生を歩みたい訳ではないのは重々承知しておりますが、最低限の知識は必要なのです。
金銭的な自由を得てもなお市場に固執できるのは、ある種の才能か本当におめでたいかのどちらかです。
真に大切なのは金融教育以外の家庭科の授業の方だったのかもしれません。