予定調和

2023/05/28

投資

 

株式市場の雰囲気が良いと、もうそんなことは忘れ去られたかのごとく扱いが小さくなりますが、一応まだデフォルト回避の話し合いは続いております。


AIおよび半導体絡みの話がなければ、むしろ市場のセンチメントはこちらに引っ張られる「はず」でした。


株高の波に乗れずとも、高利回りの金融商品はそこらに散らばっております。


山が高ければ谷が深くなるということで備えている層も、TB(米財務省短期証券)の利回りが5%を超えているため、こちらにも資金が流れ込んでいるようです。


結局人間は目先の利益に囚われ、中央銀行にパンチボウルを取り上げられるまでパーティーは続くのです。


カンヌ国際映画祭の受賞作品よりもはるかに面白いシナリオが現実に用意されている以上、それを楽しまない手はないのです。


もっとも劇団FRBは大根役者揃いですし、現大統領は失言癖までありとてもお金を払ってまで観たいものではありませんが、逆にお金が増えるとなれば話は別です。


ユニクロのカネと電通のコネで手に入れたパルム・ドールが、やがてモンドセレクションにならない事を願いながら。

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