「新しい資本主義」も何てことはない普通に資本主義を回して行こう的な内容であったように、「インパクト投資」も恐らく普通の投資になるのでしょうか。
インパクト投資の定義が社会問題の解決と金銭的リターンの両立をめざす投融資だと定義されるのであれば、えっ、それって普通に投資家が普段目指している姿では、という話です。
SDGsなんかもそうですが、当たり前の事を当たり前のように実践する事は一周回って結構難しいのかもしれません。
爆益を目指して損失を計上しているような投資家はその典型なのでしょうか。
人間色気を出すと碌なことにならないのはよくある話ですが、こういった概念的な高みを志して逆にリターンを毀損するのは、少しもったいない気もします。
ただ、結局は自己満足の世界だと割り切るのであれば、理想を追求し更にアウトパフォームを狙う助平心こそが本来的なアニマルスピリットなのでしょう。
