ロシアのウクライナ侵攻における情報戦ほどではないにせよ、市場という戦場においてもフェイクニュースや偽情報を発信することで自らのディールに有利な展開に持ち込もうとする勢力というのが登場します。
特に会社の身売りのようなハゲタカにとっては格好の獲物となり得る案件おいては、手段を選ばず攻勢を仕掛けて来る輩もいます。
金銭的な目的もあれば私怨のようものが絡んでいたり、単なる愉快犯みたいなケースもありますので一概には言えませんが、そういう情報も含めて市場価格の乱高下は発生するのでしょう。
値幅制限のない米国市場においては、1日で62％の急落が発生しても救ってはもらえませんが、逆にこの取引で大きく儲けた輩が出て来るのもまた一つの事実です。
法的に乗り切れるのであればギリギリの線で勝負するのも一つのやり方です。
もっとも決して長く続けられるようなスタイルではなく、場合よっては逆恨みされるケースもありますので、非業の最期を迎えるコースに進むことすらあり得ます。
日頃の行いに言及する宗教が多いのは、決して偶然ではないということです。
