デフォルト回避に雇用統計など主要な経済指標を無難にこなし株価は上昇。
危機を脱したような演出はされているものの、VIX指数はこの間も20を下回っており、とうとうコロナ前の水準まで戻ってきました。
穿った見方をすれば、恐怖指数は全く危機とは捉えていなかったということになります。
もっともVIX指数は急激に跳ね上がる類のものですので、そこまで言い切ることはできませんが、真っ当にヘッジをかけていた層は報われない展開となりましたし、逆にこの間に飛躍的に成果をあげた方もいらっしゃることでしょう。
出典元のような観測記事にどこまでの価値があるかはわかりませんが、政治パフォーマンスも重要経済指標もうわべだけのものに過ぎず、見えている層にはしっかりと相場の流れが見えていたということです。
もっともこれはすべての人にチャンスがあるわけではなく、偶然良い立ち位置に居合わせたり、反射神経的なものや勢いなどある種の若さみたいなものに支えられているケースも多いです。
ラッキースケベを実力と勘違いしているうちはまだまだ蒼いということです。
