予定調和と言いますか、こうなることはほぼ既定路線だったとはいえ、何かもう少し頑張って頂きたかったというのが本音ではないでしょうか。
キャシー・ウッド氏に求められていたのはテスラ株ガチホでウハウハだったコロナ後のあのノリであって、エヌビディアのガチ上げ前に手仕舞ってしまった姿ではなかったはずです。
まだ完全に終わった訳ではなかったと思いますが、【ARKK】でのエヌビディアの対応がまずかったのは誰もが思うところでしょう。
アホでも儲かる相場でアホのように儲けられるのも一つの才能です。
問題はそれをいかに次に繋げるかであり、それがインデックス投資ないしバリュー株或いは高配当・ディフェンシブとは違う難しさなのだと思います。
勝ち逃げできる瞬間というのは必ずあるのです。
手仕舞いする或いはパッシブ系の商品に乗り換えておくだけでも、ほぼ大幅なアウトパフォームが約束されているような状況であっても、人間は成功体験に魅せられそのチャンスを自ら放棄してしまうのです。
投資の業(カルマ)の中で、人は自らに適した選択肢を手にしていくだと思います。