かつてはIT化が新たな雇用の創造と既存産業のリストラの代名詞でしたが、また同じような流れとなるのでしょうか。
IT産業の雇用創出の恩恵を最も受けたサンフランシスコでは再度の熱狂を期待する一方で、今回はIT企業の雇用も破壊して行くのがAIですので、実は追い打ちを与えるのではないかということです。
また、サンフランシスコの政治的なカラーを嫌う起業家もそれなりにいるため、テキサスなど南部の州に流れているのも最近の傾向です。
かつてに比べると西海岸の州が住みづらくなってきているのは間違いありません。
もっとも民主党色の強いアルトマン氏なんかは、居心地の良いお土地柄かもしれませんが、それが誰にとっても良いかと問われるとそうではないようです。
雇用が守られない時代、自らが事業家としてビジネスを創造するのか、或いは資本家として資金を投じ株主になるのか、なかなか世知辛い世の中になりました。