新型のiPhone15シリーズの予約の幸先は好調のようで、最上位機種の受け取りにはかなりの待ち時間が必要とのことです。
旺盛な需要、強い消費と単純に捉えて良いのかは定かではありませんし、半導体不足の影響はいまだに尾を引いている雰囲気もあります。
待ちといえば、今年の相場は年初の方針を外し守勢に回らざるを得ない投資家も多いのではないでしょうか。
強気派と弱気派が割れる年は、当たった方はニコニコですが外した方は結構挽回が大変です。
一部の方は大幅にアウトパフォームしていらっしゃるかと思われますが、それ以外の方は株式指数にアンダーパフォームしている方も多いでしょうし、後半で取り返すのはプロでも至難の業です。
そうやって素人が我慢できずにポジションを変えた時が相場の潮目の変わり目で、さらに悲惨な目に遭うのが相場の宿命です。
待ちのスタイルで入った以上はチャンスが来るまで貫き通さなければなりません。
中途半端な妥協や降参はパフォーマンスを大きく毀損させます。
待ちの姿勢の投資は一見すると安全そうにも見えますが、機会損失や誘惑との戦いになり、結果的にはそんなに安全でも簡単でもないのです。
たらればを語らない潔さは結果的に投資家を助けてくれます。