理想を追求して行くことは決して悪いことではありませんが、市場においてイデオロギーを優先してしまうとリターンが毀損してしまうことは往々にしてあることです。
ESGをボロクソに貶すのもさておき、結実するかは分かりませんが今回のニューヨーク訪問で岸田NISAのために相当首相は動きました。
首相動静には載っておりませんが、個人投資家のための動きというかウォール街での人脈のつなぎ方は、さすが旧大蔵官僚に支えられている宏池会といったところでしょうか。
タカ派安倍政権で実現できなかった法案が、ハト派に見える岸田政権だと案外通るというのが某投資銀行の評価ですが、結構その通りな感じがします。
解散風の便りとともに届いた金融関係者のレターには、仕草に着目せよとのアドバイスがありました。
外交は握手です。