砂漠のダボス

2023/10/17

書評

 

こういった記事を見ていると、ニーチェの国際感覚の鋭さというのは今現在においても依然として通づる先見性があったのだと感じる一方で、100年以上経っても国家間のいざこざは未だ変わらず続いているのだとも感じます。


石油でも製薬でも半導体でもITでも金融であっても何でも良いのですが、王族や大富豪のような人々が幅を利かせる人が出て来る地域というのは、独善的に物事を動かすことができるパワーがあります。


それが投資界隈にとっては都合が良いことも多々あります。


民主主義と資本主義は名前が異なるだけではなく、主義が異なる以上は必ずしも同じベクトルだと限らないということです。


それでも比較的マシな主義の中で生きられる幸せは、実は思っている以上に価値のあることなのかもしれません。


もちろんそういった恩恵を日々感じることは稀かもしれませんが...

QooQ