サブプライム

2023/10/02

節約

 

節約は美徳という考え方もある一方で、消費で経済を回すことこそ資本主義社会だという発想は米国に根強くあり、その旺盛な消費が米国経済を支えているのも事実です。


プロテスタンティズム的な移民のカルチャーも残ってはおりますが、アメリカンドリームを夢見てやってきた移民の多くは米国の消費社会に魅了されその原動力となっているのです。


継続的な移民の流入のおかげで消費が成熟しないとういうのもあるのではないでしょうか。


一方で歴史は繰り返されるかの如く、サブプライム層向けのローンの雲行きが怪しいそうです。


リーマンショック以前と今では金融監督当局の姿勢や法整備の次元が異なるといってしまえばそれまでですが、繰り返すとまでは行かなくとも何らかの躓きくらいはあるかも知れません。


世間が軽く捉えるほど深刻に、用心深い時ほど肩透かしに、果たして今はどちらに傾いているのでしょうか。

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