東証マザース指数も東証改革の影響を受け、明日から名称が変わります。
東証グロース市場250指数となり、昨年4月時点では424銘柄あった銘柄数も250に厳選されました。
マザーズやJASDAQなどは、ITやバイオ系等のベンチャー企業の飛躍の場としての役割を果たして来た一方で、本場米国のNASDAQのような市場には成長しませんでした。
QQQのようなNASDAQ100指数に連動するETF等の金融商品が登場すれば、日経225指数のように先物やオプション取引の中心になれたのかもしれませんが、TOPIXですら日銀が買うまでそういった商品が育たなかった以上、中々理想通りに指数連動商品は定着しませんでした。
後継の指数には是非ともそういった日本の成長を体現するような指数に成長して欲しいと願う一方で、日本には市場全体に投資してくれるような投資家の方がまだまだ必要です。
とはいえ、市場をアウトパフォームするための強力なツールとして育つことを願うばかりです。
