全体の大きな流れとしては、米国で利下げが始まったわけでもないため、利下げが必要となる厳しい局面がいずれ訪れると考えておくのが割と一般的な考え方でしょう。
その引き金がパンデミックになるのか、ウクライナやガザ関連が何処かに飛び火するのか、中国なのかそれとも米国でまたテロでも発生するのかは定かではありませんが、市場はきっかけを待っているのかもしれません。
ただ、そういった定石のような資産運用とは別に、アニマルスピリット全開で取れるところで取りに行く投資家もいる訳です。
米株強気派というのは単に米国市場に魅力を感じているのではなく、ある種のイデオロギーのようなものに突き動かされている層もいらっしゃいます。
ステロイドによる筋肉増強が蔓延る米国の姿は、鏡に映し出すかの如く市場にも見られる現象です。