シンプル・イズ・ベスト

2023/12/24

投資

 

ホリデーシーズンということもあり今年の振り返り記事を目にすることも多くなりましたが、米株投資においては様々な戦略が注目されるも結果的にはS&P500指数連動商品が圧勝だったそうです。


あくまで米国株という括りですので、債券市場や暗号資産など他のアセットを見渡せばもっと良いディールはあったことでしょう。


ただ、マーケットタイミングやら高配当やらディフェンシブやら、それなりに寄せた戦略を採る場合、市場の歪みに賭ける以上は取りこぼす可能性もあるということです。


別に指数が常に最適解という訳ではありませんし、こういう調子の良い年が訪れてしまった以上、そのしわ寄せはどこかで必ず訪れるものです。


ただし、それをピンポイントで当てに行くのはやはり難しい。


その意味において、資産運用のプロが遺言で、素人であるパートナーや子孫に指数連動商品を主軸とした運用指針を書き残す事は、非常に理に適っております。


もっとも、市場と向き合う覚悟のある方にはこれは物足りないでしょう。


しかしながら「物足りない」という言葉が本当に相応しい方は、ときにプロ以上に本気で市場に向き合う覚悟のある方のみです。


当ブログをお読み下さる皆様が、今年も良いクリスマスを過ごされていることを願っております。

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