投資芸風

2024/01/16

投資

 

個人投資家に寄り添った良いアドバイスを、無料ないし書籍等を通じて資産形成の趣旨に沿った形で発信して来た先達が残したものは、今年さらに飛躍していくのでしょうか。


個人投資家を食い物にして来た金融業界のやり方に嫌気がさしたのか、罪滅ぼしないし真の顧客本位を目指すことに目覚めたのか、動機は色々とあったことでしょう。


仮に金融機関が弱体化していったとしても、その先には指数ベンダーや運用会社など倒すべき敵はまだまだたくさんありますが、千里の道も一歩からなのかもしれません。


日本国内では新NISAの良い流れがある中、企業の方のナスダック【NDAQ】やCMEグループ【CME】は昨年末からこの年始にかけて指数利用料や先物価格の利用料の値上げを通知して来ております。


S&Pグローバル【SPGI】を含め、こういった企業も投資対象とできること自体が株式投資の醍醐味であることに違いはありませんが、本質的なところに実は利益相反があるのがインデックスの皮肉でもあります。


そんな些細なことは気にせず、シャープレシオの高さよりも実際に手にした資産の額に重きを置くのもまた一つの生き方です。


話は出典元に戻りますが、闘病のお金のエピソードまで披露し、最後までプロを貫き通した姿はその「らしさ」が出ていたのだと思います。


芸は身を助く


この言葉に尽きるのではないでしょうか。

QooQ