かつては証券会社といえば売買による手数料によって潤う業界というイメージでしたが、今は手数料ゼロ化しても増収を確保出来る時代になったそうです。
もちろん対面証券に比べればネット証券の利益というものはまだまだ小さいものかもしれません。
ただ、ネットによって無駄な人件費が投資家に還元される時代になったことはやはり非常に大きな進歩です。
昨今のIT企業のリストラ同様、金融屋（従業員）もテクノロジーによって駆逐される側の対象だということなんだと思います。
厳しい雇用環境の中、どこで人材を育成して行くべきかという別の課題は残るものの、フィデューシャリー・デューティー（笑）は確実に浸透して行っているのです。
投資家にとっては良い時代ですが、従業員として生き残りたい場合は色々と考えさせられる時代でもあります。
