在任期間中金融市場が好調だったこともあり投資家界隈にはウケが良いと思われるトランプ氏ではありますが、エスタブリッシュメントから危険視されているのは相変わらずです。
そして1期目の時のように素人政治家だったトランプ氏を実務に長けた陣容で傍を固めるという戦略はもう使うことはできず、過激派が力を持つことが危惧されております。
先の見えない時代だからこそという側面もあるのだと思いますが、米国という国が転換点を迎える可能性があることは否定できません。
ただ、こういった話を単純にカントリーリスクとして捉えるのは早計で、そのリスクがどこに飛び火するのかを本来は織り込むべきです。
わからなければ世界に賭ければ間違いないという資産運用業界のセールストークが聞こえてきそうですが、そういった秩序自体を壊そうとするムーブメントがトランプ氏を推す勢力の一部に紛れ込んでいるのは、紛れも無い事実です。
それでも民主党よりも共和党の方に人気が偏るのが、資産家投資家の世界です。
支持というより本来的にはどちらも不支持だが、消極的に少しマシ程度の世界かもしれませんが...
