シリコンバレーの起業界隈に限らず、芸能界や音楽・芸術関連等も含めて薬物の問題は付き物です。
大金が動き、奇抜な才能や発想が成果につながる世界において、その力に頼り破滅に向かう人も少なく無い世界です。
スポーツの世界のドーピングや手術なんかもそうでしょうし、学術や投資の世界も決して例外ではありません。
薬物に限らず嗜好品の類は多かれ少なかれこの傾向があります。
薬物は極端な例かもしれませんが、お酒やタバコはもちろんのことコーヒーやエナジードリンク、バフェット氏を持ち出すならコーラの砂糖ないし甘味料中毒などもこれに当たるでしょう。
それで得られる多大な成果の陰で失っている代償は少なからず存在するのです。
人生の前借りをしてでも手に入れたい何かがあることは、考えようによっては幸せなことかもしれません。
若さや勢い才能で手に入れられそうな何かを前に、その代償を払う価値がある瞬間もあるでしょう。
その一方で「長生きも芸のうち」そういう生き方もあるのが人生です。