米国株とその他

2024/02/18

投資

 

米国株式市場も世界の数ある市場のうちの一つに過ぎませんが、なぜ他の市場とは異なるのかということをバロンズがナショナリスティックに指摘しております。


34年ぶりの最高値更新を目の前に沸く日本市場をよそに、この34年でどれだけ米国と引き離されたかは失われた何十年を今更説明する必要すら無いでしょう。


もちろん奢れる者は久しからずでウォール街が世界の金融センターとしての地位を失う可能性だって無い訳ではありません。


ただ、他国にその地位を奪われる可能性よりは米国の他の州との競争が激化したり、あるいは米国の分断がさらに進み国が割れるような形でないと中々その地位が移って行く気配は今のところありません。


結局どんなに立派な箱を作って金融ハブを誘致しようとしたところで、そこに流入してくれる優秀な人材を確保できなければ機能しないのです。


まぁ優秀な個別株投資家はピンポイントで押さえられるので国境は元々関係ないでしょうから、国別のパフォーマンスなんぞ興味は無いでしょうが、こう行った米国優位を強調して売り込むのが米国のやり方です。

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