日経平均が34年ぶりの最高値を更新した日、米国市場もいつもの事のように最高値を更新しダウ平均は39,000に到達しました。
奇しくも日経平均も終値で39,000に到達し、指数の通貨建ては異なりますが共に39,000台となりました。
1989年の大納会で日経平均が38,915をつけた時、ダウ平均は2,753でした。
その当時に今のように気軽に投資できる指数連動商品はまだ存在しなかったかもしれませんが、同日にそれぞれ投資をしていたならば全く違う投資人生になっていたことでしょう。
その一方で、同値からのスタートで指数や株価を比較するとその後の動きを非常に分かりやすく比較することができます。
円建てSPY【1557】を触り始めた頃、ちょうど円建てGLD【1326】が同値になる瞬間がありました。
その頃に比べ株価は5倍、金価格は2倍近くに上昇しました。
だから何と言う感じではありますが、非常に分かりやすく比較に用いることができます。
日経平均もダウ平均も、TOPIXやS&P500指数ほどに機関投資家のベンチマークとしては利用されていないにせよ、今週末の約39,000を基点に比較に用いれば非常に使いやすいものになるのではないでしょうか。
日米の差を残酷なまでに見せつけられる可能性も無きにしも非ずではありますが、日本株だってここからです。
偶然ではありますが、最高値更新の節目は新たな節目です。
