有事の日本株

2024/02/26

投資

 

かつては「有事の円買い」と、ハードカレンシーとして持て囃された日本円も過去の話となりつつありますが、その一方で日本株への資金流入は続いております。


海外の機関投資家動向に詳しい方ならご存知の通り、アベノミクス元年を除くと意外と海外勢の買い越しは入っていなかったと言われておりますが、中国市場の衰退やNISA制度の拡充等様々な要因が重なった結果、良い流れが来ております。


むしろ冷戦終結後に世界が平時となり日本株から資金は流出し、ロシアのウクライナ侵攻を機に世界は再び有事となり日本株に流入しているのでしょうか。


勿論そんな単純な構図な訳ではないと思いますが、日本の家計マネーが流入すれば日経平均は5〜6万円は堅いという外資勢の言葉はまんざら嘘ではないのかもしれません。


日本人が日本株で資産形成するのは理想的ではありますが、外資が買ってくれるのであれば、日本人は外国株できれば米国株を買いましょう。


それがお互い様の精神でもあり、情けは人の為ならずです。


ただ、AIバブルに被弾しても責任は取りません。

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