含み益が増え過ぎて対応に困っているというETF買いオペの副産物の日銀資産ですが、余り金があれば活用したくなるのが人間の性です。
分配金だけで1兆1044億円（2022年度実績）あるそうですから、日銀が主張するように財務基盤強化の足しにでもすれば良い気もしますが、国債の利息とは異なると難色を示すのが財務省です。
当ブログは一貫して国民にプレゼントキャンペーンを主張しておりますが、実際に実現するのはハードルの高いネタです。
そういえば先日、某財務事務次官経験者と偶然懇談する機会がありましたが、彼らの発想というのは根本的に投資家とは異なります。
投資や資産運用を理解できていないとかそういう話ではなく、お金や国家財政に対する目的意識がそもそも違うのです。
それでもせっかく棚ボタで手にした含み益ですので、是非ともパーっと行ってもらいたいものです。
