東京時間に大きく下げたとき、決まって発動されていた日銀のETF買いでしたが、今回はとうとう実施されず見送られました。
役割を終えたというか、有り余る日銀保有のETFをどうするのかに焦点が当たっている中で、わざわざ買い進めるわけには行かないのかもしれません。
何れにせよ、黒田日銀時代は終わり一年近くかけて植田体制に移行したということでしょう。
フォワードガイダンスがちゃんと機能する中央銀行、当たり前のような響きですが、そんな環境が日本に戻ってきたのは実は久々のことなのかもしれません。
ぶっちゃけ単に高値圏では手を出さないだけかもしれませんが、それでも時代は変わりつつあるということです。
たとえ方針は変わらずとも変化に耐え得るスタイルであることは、いつの時代においても重要です。