公定歩合と解散は嘘をついても良いというのは、かつて日本の政界の暗黙の了解でしたが、米国ではホワイトハウスがFRBに干渉しないという別の伝統がありました。
時代は変わり選挙を意識した大統領が金利について言及する時代になりました。
変わることは決して悪いことではありません。
ただ、投資家にとっては気にしなければならない変数が増えたことを意味します。
もちろんこういったノイズを気にすることなく組み立てている投資家やファンドも多いでしょうし、大統領の発言一つで市場全体の流れを変えられる程世の中甘くはありません。
ただ、トランプ氏のように読めない動きで市場に影響を与えるようなタイプが大統領に就任するような時代になったからこそ、その影響を意識しコメントをするようになったということでしょうか。
とはいえ無難なことを言っている限りにおいてはあまり影響もないでしょうし、そこら辺の識者と何ら変わらない老人の戯言に過ぎないのかもしれません。
高齢者対決には介護が必要かもしれません。