大統領選に向けた究極のポジショントークなのかもしれませんが、依然としてトランプ氏のような論調が支持を集めるのが世論というものです。
これは単なる貿易における損得勘定だけではなく、国家のプライドの問題もあるでしょう。
正直、時価総額的な話で見れば日鉄によるUSスチールの買収など取るに足らない話のはずです。
でもそうはならないのが、国益を賭けた外交での戦いです。
ビジネス的にはナンセンスでもやらなければならないディールがある。
投資家というよりも、トランプ氏や日本だと経産省がこんな感じですが、そういう勢力も市場に影響力を持っているということは常に意識しておきたいところです。